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June 27〜July 6 in 2007

7月3日(火)   トロントからナイアガラへ

・・・画像をクリックすると拡大画像が表示されます・・・

6時過ぎ起床。身支度と最後のパッキング・・・(- -;)
PEI最後の朝食を一番乗りで・・・。
毎日変わったものが手作りで出てくるので飽きないし、食べきれない。

これがPEIでの最後の食事と思うと、ちょっと気分が沈んでしまう・・・
朝一番で人気の少ないダイニングの風景も、わたしたちの気分を映している感じ。

このさわやかな光景、すがすがしい自然いっぱいの風景、暖かな宿の情景・・・
ほんとに夢のように過ぎた気がする。
外国にいるのに、なぜか懐かしい郷愁に似た感傷を覚える。

朝食
朝食
ダイニングルーム
ダイニングルーム
ダイニングルームのテラス
ダイニングルームのテラス
こういうところに来たかった、こういう時間を過ごしたかった、というまさにツボにはまった感覚だ。
日本での日常の喧騒、しがらみ、めまぐるしく忙しい日々がはるか遠い夢のよう。

感傷に浸る暇もあまりなく、もう一度、部屋に戻り、荷物をチェック。
フロントに行ってチェックアウトする。
夕食代のみ追加。二人で二回だから4食分で46.70カナダドル。安っ!
夕食は高いところでは50カナダドル、安いところでも20カナダドル(シェアしたから)だった。
一人10カナダドルちょっとでは軽いランチぐらいしか食べられない。

ロビーでオーナーのアルさんとツーショット。
ああ、名残惜しい・・・

ファイアープレース
ファイアープレース
敷地内の風景
敷地内の風景
母屋のポーチから門を望む
母屋のポーチから門を望む
宿で知り合ったご夫婦が、同じ旅行社の車で一足先に出かけるという。
ポーチで見送っていると、なんと、わたしたちのトランクが間違って積み込まれている・・・
びっくりして、NO! NO! と言うと、アルさんとドライバーがあわてて積み替える〜♪

9時15分、いよいよわたしたちのお迎えが来た・・・
いよいよお別れと思うと、後ろ髪を引かれる思いだ。

車窓から水辺の風景
車窓から水辺の風景
車窓の教会
車窓の教会
車の前方
車の前方
雲が主役〜♪
雲が主役〜♪
  * 旅行社の女性に、虫刺されのことを聞いてみた。
     症状を言うと、それはたぶんブラック・フライというアブのようなものだろうとのこと。
     3日ほど腫れが続いてからおさまっていくという。
     もし一週間も続くようなら医者に行けばいいとのことだった。
     実際に、手首を中心に上下30センチほどの間がぷっくりと腫れてときどき痛痒い。
     しかし、素性がわかってほっとした。

空港までの30分あまりの道のりの間もすばらしい風景の連続。
滞在中、今日が朝から一番いいお天気になった。
真っ青な空と白い雲が、別れを惜しんでくれているよう・・・ 
空港で、二回の現地ツアーで一緒になった東京の女性と再会。

空港では、チェックインと荷物預けまでヘルプしてもらい、申し訳ないほど快適だ〜♪
いざ搭乗というときに、Sちゃんが検査に引っかかりバッグを開けて見せたが問題なし。
当然!
お土産に買ったおもちゃに先の尖った部品がついていたようだ。

トロントはPEIと1時間の時差があるので、カメラと時計の時間を遅らせる。
空の上から見ると、島は緑のパッチワークのようでとてもきれいだった。

シャーロットタウン空港
シャーロットタウン空港
機上からPEI
機上からPEI
去り行くPEI・・・
去り行くPEI・・・
12時15分ごろ、予定より早めにトロント到着。
東京の女性はここから直行で帰国とのこと、別れを惜しむ。

荷物を受け取り、出口へ行くと別の旅行社の男性が待っていた。
ドライバー兼ガイドの男性は、生き字引のように知識が豊富で
ナイヤガラのホテルまでの道中、カナダやナイアガラについてレクチャーを受ける〜♪

カナダはビーバーの毛皮のおかげで建国したという。
町の名前の由来にその面影が残る。
トロントとは原住民のイロコワ族の言葉で「人々の集まるところ」という意味だそうだ。

これから向かうのはナイアガラフォールズの町。
車で約一時間ぐらいの距離とのこと。

ナイアガラの滝は、
カナダ滝(幅670m)、アメリカ滝(幅260m)、ブライダルベール滝(幅15m)の三つの滝からなる。
アメリカ滝の上流側にある細いのがブライダルベール滝。

ナイアガラは水量が多いことで有名で、三大瀑布の一つに数えられている。
ちなみに、1位はヴィクトリア滝(タンザニア)、2位はイグアス滝(アルゼンチン)だ。

14:30ごろ、シェラトン・フォールズビューホテル着。
カナダ滝の間近で、予想以上にすごいホテルにびっくり!
Sちゃんが滝側の部屋を頼んでくれていたので、すばらしい景色が窓から見える〜♪
ガイドによると滝側と山側では、宿泊代が3倍も違うそうだ!
オフシーズンで1泊380カナダドルだという・・・日本円にすると高そう!
ハイシーズンだとプラス100カナダドルはするというからすごい・・・
もちろん、わたしたちは旅行社に取ってもらっているからそんなにはかかってないそうだが・・・

すべての滝を一望できる最高の風景に、しばし感激して見入る。

ホテルの部屋
ホテルの部屋
部屋の窓から眺める滝
部屋の窓から眺める滝
荷物を置いて、滝を間近に見るために出かける。
ホテルの玄関を出るとすでに近くに見える。
ホテルのある通りから一段下の道路に降りて、そこからまた下のテーブルロックへ向かう。
インクライン・レイルウェイという大型のケーブルカーのようなもので降りる。
滝に向かって張り出したテーブルロックから、思う存分滝を眺める。
ときどき風向きによって、しぶきが雨のように降ってくるのも一興。

さすがに世界的に有名なナイアガラの滝、それこそ世界中から観光客が来ている。
欧米、アジア、中近東、あらゆる人種が集まっている感じだ。
Tシャツに短パンの若者から、ゆさゆさと巨体を運ぶアメリカ人(?)
頭のてっぺんから足のつま先まですっぽりと黒いチャドルをかぶった女性
小さな子供連れから、老夫婦までさまざま・・・

インクライン・レイルウェイ
インクライン・レイルウェイ
テーブルロックの観光客とかもめ
テーブルロックの観光客とかもめ
お天気がよかったので、きれいなが出てうつくしかった。
滝つぼのかなり上から見下ろしているので、
滝つぼから舞い上がる霧にできる虹が円の4分の3ぐらいもあり豪快だった。
そのうちにダブルの虹が出た〜♪
自分の目線より下に虹を見るのも初体験〜♪
虹の向こうにアメリカ滝
虹の向こうにアメリカ滝
すぐ目の前に瀑布
すぐ目の前に瀑布
ダブルの虹が・・・
ダブルの虹が・・・
テーブルロックからの眺めを堪能してから、
ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズに参加。
カナダ滝の裏側に回って、滝をもっと間近に見るアトラクションだ。
ポリ袋の親分のようなビニールの雨合羽をもらって、エレベーターで地下へおりる。
地下道を通っていくが、滝の落ちる振動がひびき、揺れているような感じがした。

滝の裏側から水の落ちるようすを見たり・・・ほとんど真っ白で何も見えないのだが・・・
滝壷のすぐ脇から見る滝は迫力満点だった。
ちょうど虹も見えて、なかなかの見もの。
ものすごい量の水が落ちる時の渦巻く強風としぶきでみんなびしょびしょ・・・
濡れてしまうのでカメラを出せず、迫力のある写真は撮れない(- -;)

何年も前に来たことのある両親や夫に聞いた話しでは、
漁師の着るような分厚くて長いゴム引きのレインコートを貸してくれたという。
だから、風で舞い上がることもなくあまり濡れなかったと言ってたが、
状況はかなり変わっているようだ。使い捨ての合羽は軽くて薄くて頼りない。

滝壷の真横のテラス
滝壷の真横のテラス
内側からの眺め
内側からの眺め
滝壷の横からの眺め
滝壷の横からの眺め
下流のほうを回ってクリフトン・ヒルという繁華街を歩いて帰る。
PEIとはまったく雰囲気の違う都会だから、なんだか違う国に来たみたいな気分だ。
いろいろなレストランに高層ホテル、カジノやレジャー施設がずらりと並んでいる。

手前はレストラン
手前はレストラン
高層建物はカジノ
高層建物はカジノ
夜になると滝のライトアップがあるというので、ホテル内のピザをテークアウト
窓際にソファを引き寄せて、ふんぞり返って座り
ピザをつまみながら、ゆっくり滝のライトアップ見物〜♪

ライトアップは、ぼんやりと青、赤、緑、黄色などに浮かび上がる感じ。
9時から始まり、しばらくするとアメリカ側のビルの向こうで花火も始まった。
これは後から聞くと、アメリカ独立記念日の前夜祭だったそうだ。

ピザ
ピザ
9時過ぎの滝
9時過ぎの滝
ライトアップ-1
ライトアップ-1
ライトアップ-2
ライトアップ-2
ライトアップ-3
ライトアップ-3
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