・・・この日は雨の中を車で移動したため・・・
・・・ハイスピード撮影やISO感度を上げて撮影したので・・・
・・・画像が粗くなってしまった・・・
6時20分ごろ起きる。
7時半から滝の見える窓辺でビュッフェスタイルの朝食。
メニューがたくさんあってぜんぶ食べられないのが残念。
さすが、都会のホテルという感じのなんでもありのバイキングだった。
朝食バイキング
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アメリカ風朝食
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晴れて暑くなる、という天気予報は完全に外れて、朝から雨が降って肌寒い。
キャミソール、半袖、長袖、まだその上にジャンパーを着てちょうどいいぐらい。
9時にロビーでピックアップしてもらう。
昨日の旅行社の人は、ツアー・コーディネイターでナイアガラやトロントのことにものすごく詳しいらしい。
今日一日の観光とあさっての飛行場までついてくれるそうだ。
運転しながら、立て板に水の勢いでいろいろなことを説明してもらう。
ちょっと着いていけないぐらいすごい〜♪
年代、地名、人名、数字などをすらすら言われても、メモする暇がない(- -;)
今日の予定は、ナイアガラ観光と、トロントに移動しダウンタウンの観光
まずは、霧の乙女号に乗って滝壺まで近づく。
このイベントは人気が高く、込んでこない朝一番に乗ることになった。
雨が降るのに、チケット売り場には行列ができていて、どんどん集まってくる。
ホテルから望む雨のナイヤガラ
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霧の乙女号のチケット売り場
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テントの中で青いビニールの合羽をもらって乗り場に降りる。
この合羽は昨日のと同じで、ポリ袋の親分のようなもの、色が違うだけだった。
薄くて、軽いので、船が動き出すとふわふわとめくれてくるし、
滝壺に近づくと水の勢いで風が舞い、上下左右から吹かれるのであまり役に立たない。
フード部分は飛んでしまいそうになるし、足元からは渦巻く風が吹き込んでくる。
こちらの人は濡れることに無頓着なようで、脱いでしまったり、めくれるに任せていたりだ。
空から降ってくる雨の水より、滝から巻き上がるしぶきの方がすごい。
轟音と、水しぶきと、渦巻く気流で、目を開けているのも大変という感じだ。
さすがにすごい迫力だった。
また、行き帰りに、アメリカ滝にも近づくのでよく見えた。
乗り場入り口
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入り口からのアメリカ滝とブライダルベール滝
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へさきに陣取る人たち
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近づくカナダ滝
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ほっと一息
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船からのアメリカ滝
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びしょびしょになり、靴もすっかり濡れてしまったが、これがお天気ならすぐ乾くだろうに・・・
濡れたまま車に乗り込んで、次へ急ぐ。
ちなみに、昨日テーブルロックから眺めていた霧の乙女号の姿は下に。
上から見るとこんなところまで滝に近づいているわけだ。
お天気がよかったら、もう少し迫力があったのかもしれない。
すれちがう船
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滝の裏から見る霧の乙女号
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カナダ滝に近づく船
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Whirl Poolは、1600年前に、エリー湖の氷が流されてきて、
オンタリオ湖への入り口をせき止め、土砂を削り、流路が変わり、
90度に折れて、折れ目で水が渦巻くところ。
道の反対側にはWhirl Pool Public Golf Clubがある。
カナディアン・オープンの場で、タイガー・ウッズも来たという。
冬場はクロス・カントリースキー場になるそうだ。
ナイアガラの豊富な水を生かして、水力発電所がある。
川の両側で国が違うために、米側はロバート・モーゼス水力発電所
カナダ側はサー・アダムベック水力発電所
本来なら一つの発電所のはずなのに、440万kw/minという電力も半分ずつ
それでも世界で有数の水力発電所だそうだ。
The Beginning of Falls滝の始まりが興味深い。
1200年前の滝の地点だったところだそうだ。
ここから下流の岸壁は草や樹に覆われている。
対岸の中央には濃い緑のラインが縦に走っている。
ここから上流にはところどころ削られた跡に地層が出ている。
これは滝がどんどん岸壁を削っていった爪あとなのだそうだ。
昔は、年に1mずつ滝が後退していたから、今の滝はここから12km上流にあるわけだ。
Whirl Pool
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The Beginning of Falls
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車は、ナイアガラ・パークス・ウェイを走ってどんどん下流へ。
この道は、カナダでも最も美しいドライビングロードとして有名なのだそうだ。
秋の紅葉の時期は、この世のものとも思えない美しい光景になるという。
しばらく行くと、スコットランドからの移住者が作った石積みの塀があった。
またしばらくすると、道端に小さな白い小屋のようなものがあった。
これは、世界最小の結婚式のできる教会だという。
Wayside Chapelは、1956年にできた、定員9名の教会。
牧師やスタッフがいるから、結婚式には、新婚カップルとその両親しかは入れないそうだ。
Wayside Chapel
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ブドウ畑とワイナリーがつづく
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この辺はブドウ畑が広がり、峰作りという方法でぶどうが作られている。
アイスワインの名産地だそうだ。
ワイナリーは後のお楽しみで、先に近くの街を観光する。
Niagara On The Lakeという街。
19世紀のイギリス風の街並みを保存しているきれいな街だ。
清潔で、レトロな建物が並ぶ、ノスタルジックな街を散策する。
大通りを曲がって坂を下っていくと、オンタリオ湖の岸に出る。
お天気が悪くて残念だが、向こうの方に米軍の要塞が浮かび上がっている。
もう少し時間があれば、街を構成している歴史を感じさせる建物をゆっくりと見物したい。
いよいよ、次はワイナリー・・・
その前にアイスワインのレクチャーを受けて・・・〜♪
アイスワイン用の葡萄の収穫は、12月から1月の夜。
気温がー15℃からー30℃で収穫されるのだそうだ。
夜の間にぶどうの水分が外に染み出て凍結し、昼間、溶けて落ちる。
これを繰り返し、だんだん糖度が高くなる。
最後に、水分がほとんど抜けて干しぶどうのような状態で収穫し、しぼって醸造する。
1粒のぶどうから1滴の果汁しか取れないので、普通のワインの80倍のぶどうが必要。
アイスワインのアルコール度数は12%、糖度は20〜30度。
普通のワインの糖度は0〜3度ぐらいだそうだから、ものすごく甘い。
デザートワインとして飲用されるのだそうだ。
Pillitteri Estates Wineryという三大ワイナリーの一つに入る。
小泉前首相や、タレントの石塚や桂三枝もきたという。
試飲させてもらえることになり、白ワイン、赤ワイン、アイスワインと順に飲む〜♪
どれもおいしかったが、最後のアイスワインは甘くてとろっとしていて濃厚・・・
ほんとうにお酒の好きな人にはちょっと物足りないかも・・・
でも、おいしかった〜♪
お値段も飛び切りで、信じられない。
たった200mlしか入っていないボトルが、25ドル以上するのだ。
日本円で3000円以上・・・ 200mlで・・・
ワイナリーの店内
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高級車の並ぶ駐車場
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金色のアイスワイン
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ナイアガラの滝のそばへ戻り、雨に煙る滝を見ながらパスタでランチ。
ここは昨日前を通って、かわいいレストランだなと思ったところだった。
雨でも滝を見に来る観光客はたくさんいた。
レストランからの雨の滝
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パスタランチ
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食後は、またツアー・コーディネイターの車でトロントへ向かう。
一時間半ほどかかって、トロントの宿へ。
この間、カナダやトロントについてのレクチャーを受ける〜♪
トロントのダウンタウンは、東西15km 南北12−3km。
人口は、280万人という。
3万人の州都(シャーロットタウン)から来たので、えらく人が多く見える。
カナダの国旗についての話は興味深かった。
今の国旗になったのは、比較的最近のことで、1965年に制定されたそうだ。
白い部分は国土(雪の白)を現し、両側の赤い部分は、左が太平洋、右が大西洋を現す。
赤は、英仏の争いで流された血を、カエデは国民を現しているそうだ。
カエデは生命力の強い木であるところから、いろいろな移住者が集まり、根を張って子孫が繁栄するように。
トロントの宿、マリオットに投宿。
部屋まで案内してもらって、荷物を置き、一服してからミニツアーに出る。
このホテルの部屋もなかなかシックなインテリアで豪華だった。
カナダ産の砂岩でできた州議事堂は、見かけはどっしりしているが地震に弱いそうだ。
トロント大学は1827年設立で、170もの校舎が市内に散在しているのだそうだ。
学生は地下鉄やバスなどを利用して移動するから大変だという。
ロマネスク様式の左右非対称のデザインが面白い。
トロント大学
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Convocation Hall
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ロバーツ図書館
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雨が降っているし、時間も少ないので、ほとんどは車の中から眺めるだけで残念。
その代わり、説明だけは山のように聞けたけれど・・・
トロントは冬が長くて厳しいので、地下街が発達していること。
市役所のユニークなデザインは、上から見ると人間の眼の形になっているとか。
オンタリオ湖から北に向かう、世界一長い通りがあること。
ヨング・ストリートは全長1560kmもあり、最後はどこまで続いているのやら・・・
ツアーガイドが一度トライして300kmぐらいまで行ったら、そこは何もないところだったとか・・・
なら、その先はどうなっているのやら・・・
ヨング・ストリート
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ホテルの部屋
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ホテルへチェックインしたのは3時過ぎ、観光して戻ってきたのは6時ごろだった。
お昼をしっかり食べたので、夕食はホテルのレストランで軽く食べる。
サンドイッチと、サラダとジュースなどだけでもお腹がいっぱいになった。
明日はいよいよ帰国なので、あらかたのパッキングをする。
入浴後、ゆっくり日記を書こうと思っていたのに、疲れていたのか、
お風呂から上がってベッドに転がるとすぐに眠ってしまった(- -;)
カナダ最後の夜なのに、もったいなーいぃぃ・・・
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