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June 27〜July 6 in 2007

6月29日(金)   アイランダーのお宅訪問

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7時45分ごろ起床。空はちょっと曇り気味。
前の夜に星が見えていても、朝は晴れるとは限らないようだ。
9時過ぎにロビーで朝食。
ここはすごく雰囲気がよくて、まるで自宅のリビングにいるような気分・・・
我が家のリビングとは比較にならないのだけど、気分だけ・・・〜♪
で、いごこちがよくて、つい長居してしまう。
ゆっくりお茶を飲みながら、周囲の人たちを眺めると、みんなほんとにリラックスしている。
みんな同じ感覚なのだな・・・

ロビーの風景
ロビーの風景
いつもお茶の用意が・・・
いつもお茶の用意が・・・
食後、フロントでお勧めの観光ポイントを聞く。
昨日Sobey’sまで歩いたことを話すと、中年の男性スタッフが目を丸くしてびっくり。
こっちの人はそんな距離を歩かないのだろうね・・・
また、あちこちほとんど歩き回ったことにも驚き、とても疲れたでしょうといわれた〜♪
でも、心地よい疲れだから、一晩眠るとすっきり、また歩き回りたくなる。

このホテルのロビーで給仕したり、雑用をしてくれるのはみんな男性。
女性スタッフはカウンターの向こうにはいたが、給仕などはしてなかった。
みんなハンサムで親切、物腰が柔らかくて、好印象〜♪

で、お勧めポイントはファウンダーズ・ホールという博物館
夕べ行ったロブスターの店の近くにある、インフォメーション・センターの中だった。

出掛けに再度ロビーに行くと、福岡放送の人がコスチュームを来た女性二人を撮影していた。
インタビュアーとカメラマンとスタッフで5、6人。
こちらは宿泊客なのになんとなく遠慮してしまう。
日本のテレビは傍若無人という感じがした。
後で外からまた二人扮装した人が入ってきた。
扮装の女性たちは質問に熱心に応えているのに、通訳は全部訳さずにかなりはしょってたようだ。

また博物館の前でも昨日の扮そうの男性がいて、現代(〜♪)の女性と話していた。
明日は建国記念日だし、観光シーズンに入っているので観光サービスなのかと思う。

ロビーでの取材風景
ロビーでの取材風景
ホテルに入っていく昔の人たち
ホテルに入っていく昔の人たち
ちょっといたずらを・・・
ちょっといたずらを・・・♪
博物館に入ると土産屋物コーナーがあり、あれこれ見ていたら、すぐ横に赤毛のアンが歩いている!!
ちょっとふっくらした赤毛のアンは目が合うとニコニコ〜♪、こっちも喜んでツーショットをしてもらう。
16歳という少女は、アンのコスチュームを着てアルバイトしているのだろうか・・・。
こういう人たちが普通に街を歩いていたり、現代人と話していたり、なんだかとっても楽しい。

館内では、PEIの歴史を図や人形やビデオ、写真などで解説してあった。
音声ガイドを借りたけれど、早口の英語なのでよくわからなかったm(- -;)m 
けっこう凝った展示物を見ながら、わからないところは想像しながら最後まで見る。
この町は、1864年に建国会議が開かれたことから、「カナダ発祥の地」といわれるそうだ。

ファウンダーズ・ホール
ファウンダーズ・ホール
赤毛のアンちゃん
赤毛のアンちゃん
建国会議の記念写真
建国会議の記念写真
だんだん晴れて来て、日差しと青空の中、気持ちよくホテルまで歩いて戻ると12時半。
朝しっかり食べたので、余りお腹は空いてないけれど、ロビーで紅茶とスコーンをもらう。
ロビーにはいつもお茶の用意がしてあって、自由に飲めるし、スコーンやりんごなども置いてある。
昨日Sobey’sでゲットしてきたトマトとブルーベリーを一緒に並べて、軽いランチにする。
枝つきの完熟トマトはしっかりとした果肉がジューシーでとてもおいしかった。

教会の前を走るダブルデッカー
教会の前を走るダブルデッカー
軽いランチ
軽いランチ
午後はアイランダーのお宅訪問ツアー
1時半に旅行社の方がお迎えに来てくれたが、二人だけのツアーになった〜♪ラッキー!
ドライバーとガイド兼日本語通訳の女性がついてくれるので、とっても安心。
アイランダーとは、それなりの家柄の代々PEI生まれの人なのだそうだ。

車で10分ほどのお宅を訪問。
絵に描いたようなすてきな家。
100年ほど前に建てられた古い家を購入してご主人と二人で手を入れたそうだ。
特徴は屋根の形、勾配が緩やかなので二階の部屋がゆったりしているとのこと。
広い芝生の上に可愛い家が建っていて、回りは花と木があふれている。
空もPEIらしい青空と白い雲になり、雰囲気は盛り上がる一方!
挨拶してから、さっそく室内を見せてもらう。
明るく、可愛く、おしゃれで、きれいな飾りつけで、外国の雑誌に載っている家のよう。
あ、そうだった、ここは外国の家でしたね〜♪

アイランダーの家
アイランダーの家
アイランダー宅の食堂
アイランダー宅の食堂
すべてのお部屋を見せてもらって、最後にキッチンでスコーンを作ってくださる。
気負わずに、手早く、あっという間に生地ができるのを見てびっくり。
焼いている間に外に出て、周囲の風景を満喫。
広い庭には白樺やカエデ、トチノキがゆったりと大きくそびえ、芝生の向こうには海が望める。
こんなところに住んでみたいな・・・ と感激と羨望の渦巻き・・・

白樺のある庭
白樺のある庭
広々・・・
広々・・・
お隣はかなた
お隣はかなた
お茶の用意ができて、家の中にはいり、一緒にいただく。
とても気さくな女性で、いろいろな話をし、あっという間に楽しい時間が過ぎる。
とてもはっきりとわかりやすく話してもらえて、つたない英語力でも対話できた。
わからないところは通訳の人がちゃんと訳してくれるし、ぜいたくこの上ない。

スコーンを作る奥様
スコーンを作る奥様
お手製のスコーン
お手製のスコーン
車でホテルに戻り、お湯とクッキーをもらって部屋でお茶を入れる。
一休みしてから夕食に出る。

旅行社の人のお勧めのレストランの一つへ行ってみることにする。
ホテルから出ると、教会の前に数人のグループとクラシックカーが・・・
どうも結婚式のようだ。
でも花嫁の衣装は白と黒、ベールなし、介添え役の女性のドレスも白黒。
車の後ろにつけた、「just married」の花輪も白黒だった。
色に関するイメージとか感覚は、民族や国によって違うのだろう。

これから結婚式
これから結婚式
日向ぼっこのできる歩道・・・
日向ぼっこのできる歩道・・・
通りに面したレストランの前を通ってから、市庁舎の向こうにあるお店へ。
こちらは一軒のテラス付き建物だったが、団体ツアーの日本人客が入って行ったのでやめた〜♪ 
もどって、古いレンガ造りの建物の中にあるOffBroadwayにはいる。
暗めの落ち着いたところで、いい感じ。
本日のお勧めコースを注文。
オードブルはオレンジ色とグリーンのメロンのスライスにオレンジヴィネグレットソース、
メインは大きなチキンと温野菜の入ったニョッキ料理、
ラズベリーとピーチメルバアイスクリームのデザートとコーヒーが出ておいしかった。
料理に手が込んでいておしゃれ、器や盛り付けも凝っていて、給仕のサービスも満点。
しかも二人で56カナダドル(約6800円ぐらい)で安い。
日本なら安くても一人でそのぐらいするメニューだ。

レストラン「Offbroadway」
レストラン「Offbroadway」
メインディッシュはニョッキ料理
メインディッシュはニョッキ料理
街路樹
街路樹
レストランを出ると8時ごろでまだまだ明るい。ゆっくり歩いて帰る。
3日もいるともうマイタウンという気持ちになってきた〜♪
シャーロットタウンは州都というのに、人口は3万人余り。
ダウンタウンは歩いて一日で大方回れるぐらいの規模。
親しみのある気持ちのいい街。

明日はこの町を出て、いよいよ赤毛のアンの故郷キャベンディッシュへ向かう。

公園の樹
公園の樹
樹に咲くピンクの花
樹に咲くピンクの花
トチノキの花
トチノキの花
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