成田空港の第一ターミナル南ウィングにて友人Sちゃんと合流。
・・・
この旅はもう何年も前からの念願で、いつか行こうね、と言い続けていた。
なかなかタイミングがうまく行かず、それぞれの都合が合わずのびのび・・・
去年は、ほとんど実現するかと思っていたが、また延びた。
今年に入って、もうそろそろ決行しないと行けなくなりそう、ということになり
五ヶ月ぐらい前からいろいろと調整して準備が始まる。
Sちゃんが、カナダを得意とする旅行社を見つけてくれて、計画が始まった。
日取り、旅程、オプションを決めるのに時間をかけ、
担当者とのやり取りを通してイメージをふくらませた。
ツアーには入らなかったので、いろいろと旅行社の人に世話をかけた。
できるだけフリータイムの多い旅にして、自分達のペースで、自分達の足で歩きまわりたい・・・
そんなわがままな希望を聞いてもらい、ついにスケジュールが出来上がったのは5月20日過ぎ。
以前なら、旅行社とのやり取りは郵便や電話だけだった。
ちょっと聞きたいことがあっても、スムーズに行かなかった。
今は便利な世の中になり、すべてメールを利用して連絡を取ることができた。
細かい質問をしたり、書類を送ってもらったり、参考になるサイトを教えてもらったり・・・
おまけに複数の人に一度に送れるので、いつも同時に話しが進む。
「赤毛のアン」の本を読み直し、図書館で参考文献を借りて読み、
写真集を見てため息をつき、ネットでもいろいろと調べたり、予習したり・・・
こんな風に計画して、プランを練って、準備した旅行は初めての経験〜♪
さて、どんな旅になるやら〜♪ わくわくドキドキ・・・
カナダ国旗 プリンスエドワードアイランド州旗⇒⇒
|
|
もう一度、仕切りなおし・・・〜♪
成田空港の第一ターミナル南ウィングにて友人Sちゃんと合流。
いよいよ旅の始まり・・・
成田では、Eチケットを持っていたためか、並んでいた列から別のカウンターに連れて行かれてチェックイン。
荷物を預け、身軽になって、5時ごろ最後の日本食を食べる。
19:00発エアカナダAC002便は30分ほど遅れて離陸。
Boeing777は4月から導入された新しい機体だそうで、きれいな飛行機だった。
一人ずつにモニターがついていて、ビデオや音楽などが個々に楽しめるようになっていた。
それでも窮屈な空間であまり姿勢を変えることもできず、11時間30分のフライトはけっこうきつい。
夢の実現に向かって、期待に胸を膨らませながら、がまん、がまん・・・
日本時間で夜の9時半、夜中の1時半、朝の5時半ごろに機内食が出る。
国際便の飛行機に乗るといつもそうだが、じっと座ったまま食べてばかりという感じだ(- -;)
映画を2本見て、音楽を聞いたり、うたたねしたりするうちにトロントに到着。
雲の上
|
乗ってきた飛行機
|
トロント時間で夕方の6時ごろ。時差は13時間。同じ日の夕方だ。
入国審査では、Sちゃんが先に行ったら、いろいろ聞かれていた。
現金を1000ドル以上持っているか、とか、アルコールを持ち込んでいるかとか、聞かれたそうだ。
結局、入国カードに書き忘れていたことがあり追求されていたようだ。
Sちゃんが後ろを振り返ってわたしに注意してくれると、審査官が二人一緒かと聞いたようだ。
次にわたしが行くと、「カナダは初めてか」と聞くので、「Yes」と応える。
と、「Welcome」と言ってあっさり通してくれた〜♪
その後、荷物を受け取り、国内線乗り継ぎのため移動。
Connectionsと書いてある表示を追って行く。
表示はすべて英語とフランス語なのでちょっとうろうろするが、無事に通過。
不安なところでは、そこここにいる係員に質問すると、割りにわかりやすく教えてくれて助かる。
checkinをするときに、機内でもらったペットボトルの水を持っていたら、「No!」といわれる。
その場で一気飲みして容器を捨てる。ハンサムな黒人スタッフがニコニコして見てた。
成田でもそうだったが、液体に対するチェックは厳しく、100ml以上は機内持ち込み禁止。
それ以下のものでも、該当品は透明ポリ袋に入れて見せなくてはならない。
ペットボトルやスプレー類はすべて持ち込み禁止。
目薬、ハンドクリーム、歯磨きペースト、化粧品、マスカラなども該当品だそうだ。
このときはまだそれを知らずにわたしは、目薬のみを袋に入れて見せたが、
バッグの中には歯磨きペーストやウェットティッシュなども入っていた。
まずは、乗る便の搭乗口を確認。
「Gate110」とボードに書いてあったので、かなりの距離を歩いて「Gate110」に行くと書いてないっ。
あわてて戻ってみると、「Gate120」に変更になっていた(- -;)
こういうことはよくあるので、始終チェックしていないとあわてることになる。
そこで、約4時間の待ち時間の間は、搭乗口近くで待機することにする。
周囲のショップを見てまわり、水を買って小銭を作り、TimHorton’sでアイス・カプチーノを買う。
mediumでもけっこうな量、フローズン・カプチーノにホイップクリームとカラメルソースがかかっていた。
ボリューム満点で甘い!
でも飲むと糖分補給したせいか、睡眠不足でボーっとした頭がすっきり。
アイス・カプチーノ
|
とっぷり暮れた空港
|
シャーロットタウン行きのAC8866便は遅れて19:55発が22:10発になる。
待ってるあいだに、日本人女性二人と話す。
雑誌の取材で来たとのことで、これからキャベンディッシュに行って、キンドリッド・スピリットに泊まるという。
お互いの予定を教え合ったが、以後一緒になることはないらしい。
やっと小さなジェット機でシャーロットタウンへ向かう。
機内では足元から冷たい空気が入ってきて寒かった。
こんな真夜中でも、飲み物のサービスがあったがパス・・・
飛行中、稲妻がしょっちゅう花火のように光り、幻想的できれいだった。
空港に近づき高度が下がると、一つ一つの家にオレンジの灯りがぼうっと灯っているのが見えた。
まるで映画の中のサンタクロースの街みたいに可愛くて幻想的だった。
プリンス・エドワード島の州都、シャーロットタウンに着いたのは夜中の1時半。
日本との時差はサマータイムのため12時間。
旅行社の人が迎えに来てくれてほっとする。
ホテル「The Great George」に着いたら2時過ぎ。
落ち着いたクラシックな家具のある、ちょっとイギリス風のお部屋だった。
落ち着いた客室
|
背の高いベッド
|
ベッドの背が高くてびっくり。
ちょうどダイニングテーブルの上に寝るような感じで、ベッドに腰掛けようとしてもむずかしい。
まるで、登りつくような感じでベッドの上へ這い上がらねばならない。
お風呂に入り、寝たのは4時すぎ。
今、地球の反対側にある憧れの地に来ているなんてちょっと信じがたい・・・
|
|
|