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ものには名前がある。
というより、人間は名前をつけないとものを認識できないようだ。
とにかく、ものがあると名前をつける。
新しいものが見つかったり、できたりするとまず名前を付ける。
名前がないと、頭の中にそのものの概念が定着しないのか・・・
わたしは人の顔や名前を覚えるのが大の苦手だ(^ ^;)
何度会ってもしっかりと憶えられない人がある・・・
その方にはすごく失礼なことをしていると思う・・・m(_ _)m
原因を考えてみると、どうも名前を覚えられないのが元凶のようだ。
名前なしではその人自体を憶えられないような気がする。
反対に、名前を覚えた人のことは顔や様子も一緒に覚えているようだ。
わたしの頭の中では名前のない人は、群集の中の一人にすぎないわけだ。
人に限らず、物でも花でもおなじこと。
名前を覚えていないものはその付帯情報も憶えられないから
何度も同じことを聞く羽目になる・・・
Sさん、何度も同じ花の名前を聞いてごめんなさい(^ ^;)
名前のないものは、存在しないのと等しいようだ。
また、実体のないもの、見えないものにも名前をつける。
宇宙空間は真空と思われていた時代があったが、いまでは何かがあるらしい。
極めて希薄な密度であっても、ヘリウムや水素がただよっているらしい。
その他にも、人間の目にも見えないし、レーダーやその他の機器でも感知できないけれど、
なにかあるらしい。
それをダークマター(暗黒物質)と呼んでいる。
つまり、なんらかの概念を必要とするものには符号=名前をつけないと
思考の対象にできないような気がする
例え、それが、サンプル1号とかA氏とかの臨時のものであっても・・・
ダークマターなんてまさしく臨時の符号みたいなものだが、現在の天文学でこれが通用しているのは、それが思考の対象物だからだろう・・・
そのうち、正体がはっきりすればそれなりの名前がつくはず、だと思う(^ ^;)
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