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September 25, 2001



「繋句」(けいく)という言葉は辞書にはない。
これは、友人の紫苑さんが編み出した新しい俳句の形である。
すなわち、しりとり形式の俳句
(詳しくは、「繋句の案内」(HP)を参考にしてください)

俳句なんて文学に造詣の深い人たちの世界、
ボキャブラリの貧困な、言葉のセンスもない・・・
自分には無縁の世界と思っていた。

最近になって、ひょんなことから、友人の口車に乗せられ
へなちょこ俳句を物して遊び始めた。
(注:この友人とは、紫苑さんではない!)

季語もよく知らないし、専門用語はほとんどわからない。
めちゃくちゃな句を詠んでは、友人を驚倒させている(^ ^)

たまには、連句にもおっかなびっくり挑戦してみるが
蹴られる(採用されない)ことが多くて、詠みなおしに苦労していた。

なるたけ句を詠むのに慣れようとして、なんでも手当たりしだいに
五七五にしていると、川柳のようなものばかりになり自己嫌悪に陥る・・・
これは精神衛生上よくないと、句作はあきらめようかと思いかけていた。

またひょんなことから、友人つながりで紫苑さんのHPを知り
すごいページだと思いながら見ているうちに
面白そうな繋句の部屋(HP)に出入りするようになった。

最初は見ているだけで、楽しそうだなと思いつつ
次々と繋がっていく俳句を感心しながら鑑賞していた。
そのうち、もやもやとうちから湧くものがあり、
いきなり、大胆にもへなちょこ俳句を投稿してみた。
そして、それ以後、紫苑さんのやさしい励ましにいい気になって
一座をかき回しながら次々と投稿を続けている。



繋句のルールは単純!

前の句の一部を詠み込んで、繋げること

特に季語や定型にこだわらなくてもよいというところが
初心者には入りやすかったゆえんだ。



例としてあげるには、あまりにもつたないけれど(^ ^;)
先輩の句は著作権などの問題もあるかと・・・
恥ずかしながら、自作の繋句を掲載してみる




ほとばしるの冷たさ近しかぼちゃ
紺碧のはるか彼方にの雲 かぼちゃ
ナヴィなしですいすい走るはるかかぼちゃ
父母乗せて孝行の行く心地かなかぼちゃ
心地よい人生歩む幸うれし かぼちゃ
五千余の人生あがなう道何処かぼちゃ
あの何処にあるの天国は かぼちゃ
を見上げて思うの果て かぼちゃ


各句の中の色付きの言葉が次に繋がっている。

「秋」「はるか」「道」「心地」「人生」「何処」「空」「水」

お粗末でした・・・m(_ _)m

これらの句の解説はこちら
8月3日に開かれた紫苑さんの繋句の会のレポートはこちら





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