銀のスケート   (1865年)

著者:メアリ・メイプス・ドッジ  (アメリカ 1831-1905)


作者はオランダの血が入った人で、二人の子どもたちにオランダのことを盛り込んだ話をしたのが、このほんの始まりだった。
ハンス・ブリンカーと妹のグレーテルを主人公に、オランダの有名な運河を舞台にした心温まる物語。

スケート大会の一等賞の銀のスケート靴と、記憶を無くしたお父さんが埋めたはずの千ギルダーのお金。これらの行方をめぐって、くりひろげられる感動もの。

後年、子どもがオランダへ行った時に、一番オランダのことがよく書けている本ということで、勧められた本がこの本だったという。
風車や運河で知っているオランダの話を、その週間や風物と共に、興味深くよんだものだ。

作者がアメリカ人だったとは!



Book Surfingのトップページへ!ご意見、ご希望、お問い合わせはメールで!かぼちゃのページへ!次の本「十五少年漂流記」へ!